永代供養とは?基本的定義やメリット、デメリットについて解説 | 清水ベイサイドメモリアル
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2024年08月05日

永代供養とは?基本的定義やメリット、デメリットについて解説

永代供養とは?基本的定義やメリット、デメリットについて解説

永代供養という言葉を知っている一方、詳しいことはわからないという方もいます。こちらは終活者に人気のサービスで、一定の利用者が見られます。メリットやデメリットを知っておけばしくみがわかり、供養方法の検討につながるでしょう。今回は永代供養に興味のある方へ、基本的定義やメリット、デメリットを解説します。

永代供養とは

永代供養は寺院や霊園の管理者が、お墓の維持管理や供養を代行するサービスです。家族によっては、事情によってお墓参りが難しいといえます。そこで永代供養を利用すれば、霊園や寺院が供養を代わりに行う形です。

また永代使用と異なる点に注意してください。永代使用は後継者がいる限り、永代にわたり墓地を利用する権利です。この場合、墓地の使用料を永代使用量と呼びます。

一方永代供養は永代にわたり、霊園や寺院に供養を代行してもらうことです。そのための費用は永代供養料と呼ばれます。このように永代使用と混同しやすいので、間違えないように気をつけてください。

永代供養のメリット2つ

永代供養を利用すると、費用負担を軽減できることがあります。またあらゆる宗派にオープンなので、気軽に利用しやすいのも特徴です。ここでは2つのメリットを見ていきましょう。

費用負担を抑えられる

永代供養を利用すれば、コストを抑えられます。墓石代がかからず、納骨のスペースもあまり使わないからです。準備の手間がかからないぶん、費用も安くできます。一般的なお墓は、利用者が墓石を購入しなければなりません。墓石だけで相当な金額がかかるケースもあります。自力でお墓を建てようとすると、最終的な費用が高額になるかもしれません。

しかし永代供養墓なら、墓石の購入が不要であるぶん、コストの抑制が可能です。納骨のスペースも限られているため、お得に利用できます。こうしたメリットがあるため、経済的負担を軽くしたい場合は選択肢です。

宗派を問わず利用可能

永代供養は宗派を問わず利用できるのもメリットです。一般的な寺院の場合、特定の宗派でないと利用できないこともあります。しかし永代供養の場合、そのような制約はありません。

永代供養を運営している霊園や霊廟は、宗派不問が多いといえます。そのため仏教に限らず、神道やキリスト教などでも利用可能です。また無宗教の方でも相談や利用ができます。

永代供養の特徴は、あらゆる宗派にオープンであるほか、無宗教でも利用できることです。宗教的問題で寺院を利用できない方も選べることがあります。あらゆる宗派に寛容な場所なら、誰でも気軽に利用可能です。

永代供養のデメリット2つ

永代供養をするときは、さまざまなデメリットに気をつけなければなりません。たとえばお墓の継承ができないほか、一定期間の経過で合祀され、遺骨を取り出せなくなります。ここでは2つのデメリットを見ていきましょう。

一定期間の経過で合祀される

最初のデメリットは、一定期間を過ぎた遺骨が合祀へ移る点です。一度合祀された遺骨は、分骨や改葬ができなくなります。ほかの方の遺骨と一緒に埋葬され、誰の遺骨か判別不能になるからです。

永代供養は、最初のうちは個人墓や納骨堂で供養されることが多いといえます。しかし一定期間を過ぎると合祀されるため、以後は遺骨を取り出せません。人によっては、他家の遺骨と一緒になりたくない場合もあります。検討する場合、親族の同意を得たうえで判断してください。

永代供養はある時期から合祀へ移り、以後は遺骨の取り出しが不可能になります。ただし後継者がおらず、無縁墓や無縁仏を避けたい方にとっては選択肢になるでしょう。

お墓の継承ができなくなる

永代供養を選ぶと、以後はお墓を引き継げません。一定期間後の合祀により、遺骨の取り出しが不可能になるためです。分骨や改葬もできないため、お墓の継承も不可能になります。

親族のなかには、お墓を継ぎたいと考える方がいるかもしれません。独断で合祀を選ぶと、そうした方たちの想いを叶えられなくなります。永代供養を検討するなら、お墓の継承を希望する方がいないか確かめておきましょう。仮に継承したい方がいれば、その方たちと話し合い、遺骨の扱い方を決めてください。

永代供養を一度行うと、お墓を継げなくなる点に注意してください。一方、お墓の継承を希望する親族がいなければ選択肢になります。

まとめ

永代供養は費用だけでなく、お墓の管理や供養の面でも負担を減らせます。一方、一定期間を過ぎると合祀され、遺骨を取り出せなくなる点に要注意です。それでも後継者がいなかったり、経済的負担を減らしたりしたい方は、永代供養を検討するとよいでしょう。

「株式会社 ベイサイドメモリアル」は静岡県静岡市清水区で、永代供養墓を扱っております。納骨堂では遺骨を骨壺に入れたまま安置できるほか、遺骨が合祀される合葬墓もあります。たとえば合祀のみなら費用は10万円で、以後の管理費は無料です。このように経済的負担の少なさが、永代供養のポイントといえます。ご希望の方は、当社公式サイトでご相談ください。