「おはぎ」と「ぼたもち」の違いとは? | 清水ベイサイドメモリアル
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2023年09月17日

「おはぎ」と「ぼたもち」の違いとは?

清水ベイサイドメモリアルです。

暑さのせいで気が付きませんでしたが
もう秋のお彼岸なんですね。

どうりで最近「おはぎ」がよく売られていました。

さて、秋のお彼岸時期には「おはぎ」が食されますが
似たような食べ物でも春彼岸では「ぼたもち」となります。

これは、その季節の花によって呼び方が変わるんですね。
春は牡丹の花が咲くので「ぼたもち」
秋は萩の花が咲くので「おはぎ」

また、何故あんこを食すのかというと
あんこの素となる小豆に邪気払いの意味があるのだとか・・・

小豆の赤は、太陽・血・火を意味しており
命に欠かせないものと考えるようです。

そしてこれは最近知ったのですが、
「おはぎ」は粒あんで、「ぼたもち」はこしあんの理由。

これは小豆が収穫されるのが秋であり
「おはぎ」はそのままの小豆が美味しい。
しかし春は、保存してあった小豆をつかうので
皮が固くなってしまうようです。
そのため、皮をむいた小豆をこして使うそうです。

同じものであれ、少しでも美味しく食べようという
先人たちの知恵には驚きますね・・・・

さて、今日から7日間は秋のお彼岸です。
お墓参りと「おはぎ」でご先祖さんを想ってみてはいかがでしょう・・・・